無料漫画を読んでいくブログ

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無料漫画を読んで感想を書くブログです。

無料漫画 史記2

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前回から読み始めた史記の続きです。内容はというと中々酷い内容ですね。

司馬遷史記漢帝国の優位性を示す為のプロパガンダだった事がよく分かる内容ですね。

秦を滅ぼした後、項羽と劉邦の戦いになりますが、この2名は対照的な描かれ方をしています。

項羽は残酷な一面を持ちながらも、天才的な戦のセンスがあり、不利な状況をくつがえしながら秦を攻め立てます。

反対に劉邦は戦に強い訳ではなく、弱い人を助ける人徳があり、戦わずして城を落としていく意味の分からない展開が続きます。

秦の三代目皇帝も劉邦の徳の高さを信じて、戦わずして、投降し秦は滅亡します。

そして、秦の都に入った劉邦は秦の圧政に苦しんだ人々を救う形になりました。

ここから項羽と劉邦の争いになります。

 

人徳の高さによって、得るべくして地位を得た劉邦と元々、名家の出であった戦の天才、項羽との争いになりますね。

 

中華統一を果たした秦を打倒するという正当性を得る為に劉邦の徳の高さを描いたようですが、ちょっとやり過ぎな気もしますね。

国の存亡がかかった戦いで無抵抗で投降するなどあり得ないのは当たり前ですね。

無料なので良いですが、お金を払ってまで読みたい漫画ではないですね。

無料漫画 史記

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中国の前漢時代の歴史家、司馬遷による秦の滅亡から前漢の勃興の物語を漫画化したものです。

国史は古代から皇帝を廃して、新しく国を興し、歴史を作ることを繰り返しているので、前漢時代に書かれた書物では秦の始皇帝は圧政をしく最悪の統治者として描かれていますね。

これは前漢を興す劉邦が秦を滅ぼす為に立ち上がったことを正当化する為に必要なことなので、当然の成り行きです。

秦の始皇帝による圧政に苦しんだ農民達が秦の始皇帝崩御を機に立ち上がります。

その当時、田舎の小役人だった劉邦は義に熱く、人々に慕われている姿が描かれていますね。

最初の城を攻める時も民の血が流れることを嫌い無血開城を画策するところなど、三国志演義での劉備玄徳にソックリで面白みがあります。

秦滅亡後、最後に争った項羽はどのように描かれていくのか、これからが楽しみです。

無料漫画 一休伝

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テレビアニメでお馴染みの一休さんの話です。

テレビアニメでは子供の頃の一休さんが三代将軍足利義満桔梗屋さんをトンチで遣り込める姿が痛快だったことをよく覚えています。

子供の頃は少年が大人をトンチでやり込めていくことが楽しく、時代背景や一休さんの生まれなどを考えたことはなかったのですが、この一休伝では痛快な一休さんというよりも南北朝時代南朝出身の母と北朝天皇の父を持つ一休さんの苦しみ、その苦しみから脱却するためにも仏法にすがる姿がよく描かれていると考えています。

母から出家するように言い渡されて、修行にいった自社は腐敗しており、厳禁である酒色に耽る和尚様の姿、男色に耽る同僚や先輩僧侶の姿を見た一休さんの苦悶が描かれています。

 

時代背景を考えると鎌倉幕府の末期、後醍醐天皇時代だったと思いますが、不変であるはずの朝廷が京都と奈良に分かれ、鎌倉幕府に変わる覇権を求めた武士団が争っていた不安定な時代背景ということを考え、複雑な出生に翻弄された一休さんは仏法の悟りに救いを求めた姿が描かれています。

 

実際の姿は破壊坊主として有名でもある一休禅師をよく書きすぎている部分もある為、時代背景を考え、その中でたくましく生きる僧侶の姿として読んだ方が面白いかもしれないですね。

 

無料漫画で無作為に上がってくることがないとなかなか読む機会に恵まれないので、こうしたところも無料漫画のいい所ですね。

無料漫画 暁‼︎男塾 青年よ大死を抱け

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あの魁!!男塾の続編です。

2001年スタートということで、魁!!男塾の主人公剣桃太郎の息子が登場します。

江田島塾長と桃の2人の話しから始まります。その時、桃は日本の総理大臣になっており、1人の男を塾長に預けたいと話をします。その男は桃の息子である今回の主人公剣獅子丸です。

既に獅子丸は一号生と街で出会っており、コテンパンになしてしまい、最悪の出会いとなりますが、父親譲りの存在感でクラスで一目置かれる存在となります。

鬼教官の鬼髭も健在で相変わらず一号生をしごき上げていますが、昔に比べて人間的に格好良くなっており、時代の流れを感じますね。

今日読んだ話では、元二号生筆頭明石剛次の息子も出てきました。

魁!!男塾ファンには堪らない展開ですね。

続きが楽しみです。

無料漫画 信長 浅井攻め

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浅井朝倉一向宗の連合軍と対峙します。信長軍は前後から挟撃を受け、厳しい状況となりますが、嵐の夜に朝倉方からの裏切り者が出た時、信長は勝負をかけます。

敵味方を含めて明朝に戦うと考えていましたが、信長は嵐の中を押し進み絶対絶命の危機を脱します。

裏切りは戦国の習いとともに、一向宗は朝倉を見捨てます。見捨てられたことに気付かない朝倉義景は必死で防戦をします。

自領まで追い詰められて、見捨てられたことをさとりますが、それでも最後まで信長と戦い続けることを決意します。

しかし、最後に頼る自領の城は既に信長に籠絡されており、従兄弟に裏切られる形での最後となります。

信長の妹であるお市の方の嫁ぎ先である浅井長政攻めになります。通常であれば、覇者である信長の妹婿という立場で信長の幕閣に加わるべきですが、古くからの同盟関係を重んじて散っていった武将ですね。

無料はここで終わりですが、読み応えのある漫画でした。

無料漫画 信長 対 浅井朝倉連合

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この信長ですが、物語に重きを置いていないみたいで進展が早いですね。

あれよあれよという間に、浅井朝倉連合との戦となっています。

信長の妹、お市の方浅井長政に嫁いでおり、織田浅井は同盟を結んでいます。しかさ、浅井に関しては織田より長年の盟友である朝倉を選びます。

浅井朝倉連合ができていると知らない信長は朝倉を攻め上がります。

しかし、お市の方が挟撃されていることを伝え、間一髪信長は難を逃れます。

浅井長政は信長を裏切るつもりがなかったのなら悲しい決断ですね。

無料漫画 信長

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言わずと知れた織田信長の話です。

説明するまでもないと思いますが、応仁の乱により、数百年に渡り続いた戦国時代に終止符をうつこととなった戦国大名の話です。

物語は有名な桶狭間の戦いから始まります。

今川軍4万対織田軍3千の絶望的な戦いですが、桶狭間という天涯で大軍が伸びきった所を少数で乗り込み見事今川義元を討ち取りました。

物語の展開は早く、幼少の頃より母親から可愛がられ、自分こそ織田家の跡取りと考えて5度に渡り兄には向かい続け、母の嘆願で命が助かってきた弟を謀略により打ち取る話です。

冷酷な支配者として描かれることの多かった織田信長ですが、この物語では弟を殺す時も殺したくたくない気持ちの描写、弟の殺されるまでの気持ちの描写が描かれます。

乱破として描かれた木下藤吉郎も出てきて、後年の人たらしぶりを発揮しています。

強く、優しい織田信長の物語です。

初めて読みますが、面白そうです。